テーピング・固定

テーピング

テーピングはスポーツ選手から高齢者まで幅広く使われています。
ケガした箇所の固定や保護だけでなく、筋肉や腱の動きを助けたり、血流の改善を行い回復力やパフォーマンスの向上を行うなど、様々な用途に活用することが出来ます。

しろくま堂では数種類のテーピングを組み合わせて巻く為、運動のパフォーマンスを残したまま部位の安静を保つことが出来ます。

「大事な大会が迫っている。」「どうしても練習に出ないといけない。」
などございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

患者さまのご要望に沿える様、相談しながらテーピングを施していきます。

テーピングの効果、目的

①関節固定による可動域の制限

関節の可動域を超えた動きをする事で、捻挫や脱臼を引き起こします。
特に何度か捻挫を繰り返している場合や重度の捻挫をしたことのある方は、患部の靭帯や組織が伸びてしまい、「関節に動揺性が生まれる」ことで怪我を繰り返しやすくなったり、スポーツでのパフォーマンスが落ちてしまいます。
テーピングを行うことにより、この動揺性を安定させ、動いてはいけない方向、動かないといけない方向をキチンとサポートできます。
怪我を起こしにくく、パフォーマンスを最大限発揮できる状態にします。

② 筋肉・靭帯や腱などの補強

怪我等で弱っている筋、靭帯、腱などにテーピングをする事で、患部への負担を軽減し補強できます。
筋の張力に対して患部が引っ張られる事による損傷部位の悪化を防げるので、早期回復の手助けを行う事が可能です。

③ ケガの悪化防止

患部を固定する事により、その場の安静を維持する事ができます。
安静が保たれれば、炎症の悪化や、組織の損傷を増悪させる動きを制限できるため、回復力を最大限発揮する事が出来るようになります。

④ 精神的な安心感

過去に受けた怪我の経験、記憶により怪我への不安感が強くなる方がおられます。
この不安のある部位を、パフォーマンスを最大限残しながら補強・安定させることにより精神的な安心感が生まれ、競技に集中することが出来るようになります。

包帯固定

怪我や患部の保護、固定を目的に包帯を巻くことがあります。
特に患部の除熱効果が高く、カブレることの無い【泥湿布】と圧迫包帯を使用した
関節部の腫れ（膝の水）を取る方法では、沢山の患者さまに良い治療結果を残しています。

ギプス固定

特に初めて大きな捻挫をされた時には、今後関節の不安定性が残らない様に、適切なギプス固定が必要です。
当院は日本外傷協会認定の接骨院として、装着後からすぐに歩行が可能なヒール付きキャスト固定という、特殊なギプス固定を行うことが出来ます。
スポーツへの早期復帰、そして後遺症を残さない為にも重度の足関節捻挫には、当院のギプス固定が効果的です。